新しい展示のお知らせ Parrhesia #011 川谷光平「Mizaj∼within you without you∼」

2018.3.6(tue)〜3.18(sun)
12:00-19:00
closed on Monday

福居伸宏により2015年5月から継続的に開催されてきた公募企画「Parrhesia」の第11回。
ポートフォリオ・レビューを通して応募者の中から展示作家に選ばれた川谷光平が、自身2度目となる個展を清澄白河のTAP Galleryで開催する。
本展のタイトルである「Mizaj(マザージュ)」とは、伝統医学「ユナニ医学」における「気質」の意。
ホワイトキューブという展示空間=視覚の制度、それ自体を一つの媒体と捉え、
その三次元性を意識したインスタレーションを通して、鑑賞者個々に固有の身体性とのインタラクションを目指す。
デジタル化・ユビキタス化の波に伴う、映像としての可塑性の増進、受容環境の変化によって、
その本性(ほんせい)が問い直され続けている写真というメディウムの、今日的な“生成-配置”“知覚-認知”プロセスを考察することが本展の企図するところである。

新しい展示のお知らせ 東地雄一郎個展「A=A A≠A(mountain)」

2018.1.23(tue)〜2.4(sun)
12:00-19:00
会期中無休

※2/3(sat)19:00- トークセッションを行います。
「オリジナルへの問い—複写がもたらす「オリジナル」の概念の拡張」
登壇者 東地雄一郎(写真アーティスト)
     山粼美穂(アート批評家・写真作家)
     大塚和也(写真家・TAP Gallery メンバー)

1枚の写真プリントAを2000回繰り返しコピーしたもの。
A=Aが期待される複製行為を極限まで繰り返して差異を増大させることで、
コピーによって抽出された偽物A’がコピーの概念を超えたあたらしい価値Bを作り出す。