ドキュメンタリーをみる #007|ペドロ・コスタ『映画作家ダニエル・ユイレ、ジャン=マリー・ストローブ』@ TAP Gallery

清澄白河のTAP Galleryでは、2015年4月よりさまざまなイベント、レクチャー等を企画・開催中です。そのひとつとして、ドキュメンタリー映画の上映会とトークを通して映像・写真の表現について考えるイベント「ドキュメンタリーをみる」を開催しています。
今回は、ワン・ビン鉄西区』(2003年/556分)、『極北のナヌーク』(1922年/78分)、ゴッドフリー・レジオコヤニスカッツィ』(1983年/86分)、ヴィム・ヴェンダース『東京画』(1985年/88分)、想田和弘『精神』(2008年/135分)、佐藤真『SELF AND OTHERS』(2000年/53分)に続き、ペドロ・コスタ映画作家ダニエル・ユイレジャン=マリー・ストローブ』(2001年/DVD版 72分)を上映します。ポルトガルの鬼才ペドロ・コスタ監督が、“映画の極北”を追求する特異な二人組の映画作家ストローブ=ユイレダニエル・ユイレジャン=マリー・ストローブの夫妻)の編集作業を密着取材したドキュメンタリーです。写真作品・映像作品を制作するうえでも、あるいは写真作品・映像作品をより深く鑑賞するうえでも、多くの学びとヒントを与えてくれることでしょう。上映後に行われる参加者相互のディスカッションが盛り上がることを期待しています。


[日時]2018年11月23日(金・祝)19:15〜21:00 ※上映後フリートーク
[ゲスト]西澤諭志(写真家・映像作家 https://satoshinishizawa.com)、寺坂勇毅(写真家 http://yukiterasaka.com
[会場]TAP Gallery http://tapgallery.jp/ 〒135-0022 東京都江東区三好3-2-8
[地図]http://tapgallery.jp/?page_id=11
[参加費]無料 or 投げ銭(※エデュケーション目的の上映会&トークイベントですので金額は自由。もちろん無料でも構いません。ゲストの方々の往復電車賃程度の金額が集まるのが理想です)
[定員]10名(予約制)
[予約方法]参加をご希望される方は、メールの件名を「ペドロ・コスタ映画作家ダニエル・ユイレジャン=マリー・ストローブ』」とし、お名前/メールアドレス/ご予約人数を明記したメールを fknb291@gmail.com までお送りください。返信の空メールが届いたらご予約完了となります。担当:福居伸宏(TAP Gallery 運営メンバー・291 workshop 主宰)


[プログラム]
ペドロ・コスタ映画作家ダニエル・ユイレジャン=マリー・ストローブ』(2001年/DVD版 72分)
※劇場での放映機会も限られると思われる、TV放映版72分(DVD所収)を上映いたします。


Pedro Costa: Danièle Huillet, Jean-Marie Straub, cinéastes


◇ Danièle Huillet, Jean-Marie Straub, cinéastes

Jean-Marie Straub et Danièle Huillet commentent leur dix-huitième film, Sicilia !, devant des étudiants. Une leçon de cinéma.
Pedro Costa a choisi de filmer Danièle Huillet et Jean-Marie Straub dans le cadre d'un atelier qu'ils ont animé à l'automne dernier au Fresnoy, près de Tourcoing. Danièle Huillet est aux manettes. Jean-Marie Straub arpente la salle de montage. Tous deux discutent et commentent, dans un va-et-vient constant entre théorie et artisanat, le travail méticuleux qu'ils sont en train d'opérer sur trois ou quatre séquences de Sicilia !

http://www.film-documentaire.fr/4DACTION/w_fiche_film/30870_1


Amazon | あなたの微笑みはどこに隠れたの? [DVD] | 映画


内容(「キネマ旬報社」データベースより)
夫婦で活動する映像作家、ダニエル・ユイレとジャン=マリー・ストローブの編集作業過程を捉えたドキュメンタリー。1日にわずか5カットから10カットしか進まない超ストイックな編集の模様に圧倒される。TV放映版と長尺版に加え、特典映像を収録。


内容(「Oricon」データベースより)
二人組の特異な映画作家であり夫婦でもあるジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレが、1999年秋のワークショップで行なった「シチリア!」第3版の編集作業の様子を収録したドキュメンタリー。映画本編とTV放映版の2ヴァージョンを収録。

https://www.amazon.co.jp/dp/B001LFDNI4


ストローブ=ユイレ - Wikipedia

ストローブ=ユイレ(Straub-Huillet、もしくはStraub/Huillet)は、フランス国籍の映画監督。

ジャン=マリー・ストローブ(Jean-Marie Straub、1933年1月8日 メス -)と、ダニエル・ユイレ(Danièle Huillet、1936年5月1日 パリ - 2006年10月9日 ショレ)の二人が完全な共同作業で映画を制作し、通常は連名標記される。

なお、私生活において両名は夫婦関係にある。

ドイツとの国境沿いにありフランス領とドイツ領を行き来をした経緯を持つメス(Metz) で生まれ育ち、幼年時にドイツ語教育を強制された経験を持つストローブは高等映画学院(IDHEC)進学のためにパリに上京し、当時ソルボンヌ大学生だったユイレと知り合う。同時にシネマテーク・フランセーズで知り合った、ゴダールロメール、リヴェットら後のヌーヴェルヴァーグの面々と親交を深める。1956年、ストローブはリヴェットの35ミリ撮影の短編『王手飛車取り』の助監督につく[1]。

1958年、ストローブはアルジェリア戦争への荷担を拒否するために徴兵を忌避し、ユイレ共々ドイツに亡命する。軍事法廷で有罪となり、この後11年間フランスに帰国することができなかった。

ドイツで長年構想を温めていた『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』(DVDリリース題『アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記』)制作のための資金を貯めながら短編・中編映画を作成し、二本目の『妥協せざる人々』(1965年)でニュー・ジャーマン・シネマの旗手ともて囃される。1968年に念願の『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』を制作・発表して世界各地で絶賛され、その名を世界的なものとした。

ドイツ在住の後、イタリアに移住。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%96%EF%BC%9D%E3%83%A6%E3%82%A4%E3%83%AC


ペドロ・コスタ - Wikipedia

ペドロ・コスタ(Pedro Costa、1959年 - )は、ポルトガルの映画監督。

1959年、リスボンに生まれる[1]。

リスボン大学で歴史を専攻していたが、コースを映画に変え、リスボン演劇・映画学校に編入。講師にはパウロ・ローシャらがいた。助監督を経て、1989年に自身初の長編映画『血』を製作。

2000年の『ヴァンダの部屋』はリスボンのスラム街に暮らすヘロイン中毒の女性ヴァンダ・ドルアルテの日常生活を追ったドキュメンタリーである。2002年の第55回カンヌ国際映画祭で上映されフランス文化賞を受賞。

2001年、夫婦で活動するフランスの映画作家ストローブ=ユイレの編集作業過程を追ったドキュメンタリー『あなたの微笑みはどこへ隠れたの?』を製作。

2006年の劇映画『コロッサル・ユース』は第59回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された。

2009年、フランスの女優ジャンヌ・バリバールの歌手活動を捉えたドキュメンタリー映画『何も変えてはならない』を手がける[2][3]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%82%BF

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※過去の「ドキュメンタリーをみる」
http://d.hatena.ne.jp/tapgallery/searchdiary?word=%A5%C9%A5%AD%A5%E5%A5%E1%A5%F3%A5%BF%A5%EA%A1%BC%A4%F2%A4%DF%A4%EB